園の特色

*保育方針*

  • いのちと人権が守られ、のびのびと共に育ちあう環境を大切にします。
  • 一人ひとりの個性を大切に活かし、違いを認め合える保育を大切にします。
  • 障がいの有無に関わらず、一人ひとりが主体的に活動できる場を大切にします。
  • 様々な体験を通して、感性を豊かに育て、愛と平和について考える時を大切にします。

*保育目標*

  • ありがとうの心を素直に表現できる子ども
  • 自分のこともお友だちのことも大好きに思える子ども
  • 困難に出会った時に、自分の力を信じ、考え、乗り越えようとする子ども
  • 自然に親しみ、命の尊さに気づける子ども

「一人ひとりを大切に」のテーマの下、キリスト教精神を根底に、以下の4つの保育方針を掲げて保育を進めています。

一人ひとりを大切に

【一人ひとりを大切に】

  • 保育園は、子どもたちの命を預かっています。子どもたちを「集団」=塊(かたまり)としてとらえるのではなく、一人ひとりの自己が確立し、そんな子どもたちがお互いにつながりを持ち、仲間意識を作っている、という形でとらえます。
  1. 「違いを認め合う」 違いを認め合う
    • 歩けるお友だち、車椅子で移動するお友だち、言葉で思いを伝えるお友だち、身振り手振りでコミュニケーションをとるお友だちなど、日々生活を共にする中で、お互いにお互いの事を知り、大好きになり「違っていいんだ」という気持ちが芽生えるよう保育をすすめています。
  2. 「いのちと平和」
    • 保育園の隣りに向島中央公園があります。様々な木々や生き物と出会え、お散歩コースとなっています。「中央公園愛護協会」の方ともつながりをもち、一緒に中央公園に散歩に出かけ、中央公園内の木々や生き物のお話を聞かせて頂いています。
    • 月に一回、職員と地域の方と協力し清掃活動を行い、また、日々の散歩の中においても、子どもたちと共にごみを拾い、美化活動に励んでいます。こうした様々な活動が実を結び、今では随分と綺麗な公園になり、今後は「ホタルが舞う向島」を目指して活動をより継続していきたいと思っています。
    • 園の正門横の夏みかんの木には、毎年アゲハチョウが卵をうみにやってきます。各クラス、お部屋で卵・青虫を育て、楽しんでいる子どもたちです。
  3. 「つながりを大切に」 つながりを大切に
    • 園内での野の百合と空の鳥の子どもたちの交流、幼児乳児の交流はもちろんですが、地域の方々との交流も大切に考えています。
    • 敬老会・子ども会への手伝い、また、園を開放して地域の方々に来て頂き、園のことを知ってもらう、という機会も積極的に行っています。まずは、職員の事、園(施設)のことを知ってもらうことによって、より地域に根ざした園(施設)でありたいと思っています。
    • 子どもたちには、「人はいろいろな人とのつながり合っていきているんだよ」ということを伝え、職員も様々な地域活動を通して、「愛隣館」の存在・考えを発信していきたいと考えています。
  4. 「自然と実りに感謝」 自然と実りに感謝
    • 園内には、様々な果物や野菜が実ります。限られたスペースではありますが、子どもたちと共に栽培などの活動を通して、実りに感謝し収穫し食べています。自ら栽培したお野菜は味も格別で、子どもたちもパクパク食べてくれます。このような経験を重ね、育てる楽しさや実りを感謝する気持ちも培っていきたいと思います。
      秋には、園外へ芋ほりに出かけたり、恒例の大鍋クッキングを楽しんでいます。